田村淳、美濃越舞の教えでテニスを始める、果たして対戦結果は…
美濃越舞vs田村淳 果たして勝負の行方は?!#6
田村淳vs美濃越舞、対戦開始!
ほとんど経験のない状態から事務所の後輩であるプロテニスプレーヤー・美濃越舞選手から指導を受けた田村淳さんは、ラケットの持ち方からラリー、サーブなど短い時間で基礎技術から応用まで学び、ついにふたりでゲームをすることに。さて、結果はいかに…。
美濃越:サーブは2本あって、ミスしてももう1回打てるんですよ。
田村:2本目の方が緊張しますね。
基本的なサーブの形や打ち返す方向などを美濃越選手から学び、サーブからのラリー練習、打ち返すときのポジショニングなどのアドバイスなどを得て、実践へ。美濃越選手のサーブからついに「本気」のゲームがスタート。
美濃越:では、私のサーブで。
田村:ガチのサーブでお願いします。
美濃越:じゃあ、行きます。
田村:すごい曲がったんですけど。
美濃越:フィフティーンラブです(15:0の意)。
田村:気づいたらボールが横にあったんですけど。全然返せないです。飛んできたボールを打つって難しいですね。
時折、絶妙な返しでポイントを奪うなど、要所要所で好プレーを見せた田村さんに美濃越選手も「取れない! 上手です」と驚きを見せる。しかし、それも続かず。美濃越選手が2ゲームを獲り、ここで一旦終了。
ただ、徐々にコツを掴んできた田村さんもここで終わるわけにはいかないと「もう1回やっていいですか」とリベンジ。
「泣きの再戦」で田村さんは健闘するも、あっという間にラブサーティーに(0:30)。ここから見事な粘りを見せて長いラリーを続けるも、一歩及ばず。美濃越選手に軍配が上がった。
対談からレッスンを受け、試合をするまで3時間近くが経過する中、田村さんはテニスの魅力に引き込まれて行ったようだった。
田村:これで負けか。でもいろんなスポーツをやってきていちばん向いていると思いました。もう少しここの感覚をつかめたら良さそうなんですけどね。コーチはやってないんですよね。
美濃越:私はやってないですね。
田村:自分なりに趣味で、スポーツは何かしたいなとは感じていたんですけど、向いてないので…。そもそもあまり運動神経が良くないのでどうしようかなと思っていたんですけど、すごく良いスポーツですね。
美濃越:空いている時だったらレッスンしますよ。
田村:本当ですか! 身体を動かしているから健康にも良いですよね。危ない…このままだったらボルダリングを始めるところでしたよ(笑)。テニス始めてみます。
田村淳、新しい運動人生をスタート!?
田村:今日は本当にありがとうございました。僕はあまり運動に自信がないタイプなんですけど、テニスによって僕の運動人生が始まりそうです。
美濃越:初めてとは思えなかったですよ!
田村:それ、カメラが前にあるからそう言っていますよね(笑)。
美濃越:いやいや! けっこう(基礎練習に取組んだ時間が)短かったじゃないですか。
田村:本当に、30分もない間でしたね。
美濃越:少ししかやってないのに、できるようになっていましたから。
田村:だから…センスはあるんですよね(笑)。運動神経がないだけで。でも、それは感じましたよね。もっと(自分を)育ててみたいなと…。
美濃越:もっと練習したら絶対、うまくなるなと思いました。
田村:いろんな話も聞けて良かったです。今のテニス界の状況とか、プロテニスプレーヤーがどういう思いで試合に臨んでいるとか。あとは今後の未来の展望を伺いましたけど、改めて今後の目標を聞かせていただけますか。
美濃越:グランドスラムという大きな大会が4つあるので、今後はそこを目指してやって行きたいと思います。
田村:応援しに行きます。僕もテニスを続けたいです。すぐに教室を探しますので、またうまくなったらお手合わせをお願いします。ありがとうございました!
<写真・撮影:山本晃子>