田村淳がテニスに挑戦! 美濃越舞が引き出す意外な才能
プロテニスプレーヤー美濃越舞選手が、同じ吉本興業所属の先輩・田村淳さんへテニスをレクチャー。みずから「運動ができない」という田村さんを短時間で成長をさせることができるのか。しかし、グリップの握り方からスタートし、ストロークの練習に取り組んでみると、初心者とは思えない仕上がりを見せた。次のステップとして、今回は限られた範囲を使ったネット越しのショートテニスをすることに…。
美濃越舞コーチのもと、田村淳がテニスに初挑戦!【Athlete Channel】
美濃越:こちらから打ってみるのでワンバウンドで返してみましょう。ちょっと下がってもらったほうが、返しやすいかもしれないです。
田村:楽しいな。やっぱり難しいですね。持つ手が逆になっていましたし。
美濃越:では、打ってみます。ワンバウンドで打ってみましょう。
田村:うわぉ。でも今のはアウトですね。
難しさを感じながらも打ち返すことには成功し、美濃越選手も少し驚きを見せる。そして、ラリーの中で美濃越選手が「技あり」なプレーを見せると…。
田村:あ! 今の回転かけていますよね。
美濃越:ちょっとかかっています(笑)。
田村:当たった時にいやらしい位置に落ちるようにしていますね。
ラリーを続ける中で「楽しいな」、「あ、でも難しいな」と笑顔を絶やさない田村さん。「ちょっと下がってもらったほうが返しやすいかもしれないです」と美濃越選手のアドバイスも細部に渡って行く。その中で田村さんがナイスショット。
美濃越:あ、すごい! 取れないですね。
田村:やったぜ! 今のは取れなかったですよね。
しかし、その直後には大きく打ち上げてしまう。「ホームランだ。押さえつけるのが難しいんですよね」と毎度、的確に返すことの難しさを田村さんは実感する。そして、すかさず美濃越選手もアドバイス。
美濃越:たぶん、そういう時にスピンが打てるとコートに収まります。でも、上手いですね。じゃあ次は広いところで打ってみましょう。広くなった分、準備はできると思います!
美濃越選手の提案で、フルコートのラリーに挑戦することに。
美濃越:すごく上手いですね!
田村:運動はなかなかほめてもらえないんですけど、これはできそうですね。
美濃越:こんな感じでラリーが打てたら。あとはサーブですね。
美濃越:サーブの持ち方はさっきのバックハンドみたいに、上から包丁を持つみたいな握り方です。トスを左手で上げるんですけど…。
田村:上に上げてそれを打てば良いんですね。ワンバウンドではなくて一発で打って良いんですよね。
美濃越:右側から打つときは左側の前のボックスに入れて、左側から打つときは右側の前のボックスに打つんですよ。
田村:一発目に落とす場所が決まっているんですね。
美濃越:はい。たとえばこっちから打つときは、ここからこう打ちます。
美濃越選手の実演したサーブを対面で受け「速い!」と驚く田村さん。そこから美濃越選手のレクチャーが入り、実践へ。
美濃越:最初は上げたものをシンプルに。最初から(ラケットを)担いでおいて、上げて打つのが良いかもです。
田村:入るかな…。
美濃越:上に当てる感じで飛ばしたら入るかなと。あ、うまい! できています。
田村:今のでいいんですか…。できてはいますけど。
美濃越:これで試合はできますね。
田村:え、試合をする?
テニス初体験ながら美濃越選手も驚く上達を見せた田村さんは、ついに本気(?)で試合に臨むこと…。
<写真・撮影:山本晃子>
(次回に続く・・・)
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