岡部将和さんのARで珠玉のドリブル技術を伝授!? - Athlete Channel(アスリートチャンネル) - gooスポーツ

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ドリブルデザイナー

岡部 将和

2019/4/2

岡部将和さんのARで珠玉のドリブル技術を伝授!?

 岡部将和さんのドリブル技術を体感し、田村淳さんとAKB48の大家志津香さん、向井地美音さんの3人はその裏付けとなる理論に納得しきり。このドリブル論がARやVRなどの最先端の技術と組み合わさった先に、どんな未来が待っているのか。

 そのイメージをより鮮明にするために、まずは「リアル」の岡部さんのドリブル講座を受けてみることに…。

編集者 小田 菜南子
(株)Link Sports

【Athlete Channel】岡部将和がARでやりたい2つの技

岡部クローン技術が待ち遠しい

岡部:ロナウジーニョとかネイマールがよくやるエラシコと呼ばれる技があるんですが。

大家:私でも知ってる選手!

岡部:左足でボールをまたいだあとに、右足で2回タッチする。3ステップなんですが、一連の流れをスッ・タン・タンとなめらかにやらないといけなくて。

田村:そのリズムにも理論があるんですか…。

岡部:体が力む時間には限りがあるので、力んだ状態でボールタッチしている時間を短くしたいんです。こういうのをARでやったら、バーチャルな岡部が現れてワンポイント・アドバイスをしてくれるイメージですね。

田村:こんなの絶対1回じゃわからないよね。でも何度も岡部さんにやってもらうのも申し訳ないし、時間もないからクローンがいるといいんだ。「岡部もう1回!」って。

岡部:前から見たい人もいれば後ろから見たい人もいると思うので、360°回せるようにして。

大家:AKB48のダンスレッスンでもあったらいいのに! 早く実現してほしい。

ハイレベルなドリブルが朝飯前になる時代が…

岡部:マジカルエイトと呼ぶんですが…。

大家・向井地:?

岡部:プロがするドリブルの動きがいくつも組み合わさったもので、8つのステップにわかれています。

左足が軸足の場合
1.右足インサイドタッチ 
2.その足でボールをまたぐ 
3. またいだときに軽く当てたボールを左足インサイドで右足のほうへ出す 
4. 右足裏でボールを止めるのと同時に、軽く左足のほうに流す(このとき右足は左足の前をクロスした状態)
5.左足に流れて来たボールをインサイドでこすり上げる
6.こすり上げたボールをまた左足裏で止め、少し後ろに置いた右足に流す(ここではボールを強く蹴らずにあくまでも当てるだけ)
7.右足でインサイド
8.右足の親指で体の右へ送る

大家:こんな感じ?

田村:もたつきが半端ない! でも基礎の組み合わせだから、基本的な技を組み合わせて行けばできるようになるんだね。何回も見ないとわかんないな。

岡部:今はまだYoutubeとかで見せているので2Dなんですが、360°見えるようになったらもっと覚えが早いと思う。

田村:いつくらいにできるんですか。1年以内?

岡部:そのくらいにしたいですね。

向井地:え~、早い! もっとかかると思ってた!

田村:マジカル8できる人がめちゃめちゃ増えたら岡部さんの功績ですよね。「え、マジカル8もできないの」って時代が来るよ。

岡部:ブラジルだと、最初に見せたエラシコはそれくらい浸透しているかもしれないですね。

大家:日本で言うと九九みたい!

<写真・撮影:山本晃子>

(次回に続く…)

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アスリート一覧

ドリブルデザイナー

岡部 将和(おかべ まさかず)

肩書
ドリブルデザイナー
生年月日
1983年8月1日
出身地
神奈川県横浜市
身長/体重
168㎝/55kg
好きな言葉
チャレンジする心
最近ハマっていること
面白い人には国を跨いでも会いにいく

田村 淳(たむら あつし)

身長/体重
167cm/56kg
血液型
O型
出身地
山口県下関市
趣味
お城/パソコン/バスケットボール/ミニ四駆
出身/入社/入門
1994年 入社
(株)Link Sports

小田 菜南子(おだ ななこ)

プロフィール
大学卒業後、広告制作会社に入社。Webやグラフィック、映像作品のプロデュース、ディレクションを通じて多くの企業の社員や経営者への取材経験を積んだ。Link Sportsでは、スポーツ選手やスポーツビジネスの現場取材や女性向けメディアの立ち上げに携わる。

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