広島で開催するチャリティサッカースクール
それまでの道のり、そして今の思い
広島でチャリティサッカースクールを開催するために、佐藤寿人選手と橋本英郎選手、サカママのディレクター堤氏が発起人となり、約5カ月もの間、それぞれが全力で動いてきました。そして、ついにその日を迎えることに……。
324人の子どもたちの笑顔を見ることができた
12月15日は、広島経済大学のフットボールパークで行い、151人の子どもたちが参加してくれました。また、広島に縁のある選手を中心に呼びかけていた結果、初日は、18人もの選手が協力してくれたんです。子どもたちと一緒にパスやドリブル、シュート練習、最後はミニゲームも行って。選手たちみんな積極的に声をかけたり、ハイタッチをして、子どもたちと触れあってましたね。時折、プロの技を披露すると、さらに盛り上がりました。
16日は、福山平成大学のグラウンドに場所を移し、173名の子どもたちと、11名の選手が参加してくれました。午後からは雨が降ってきたのですが、選手たちみんな続行しようと言ってくれて。なんとか最後までやりきることができました。
お好み焼きが提供できたのは、オタフクソースさんの協力があってこそ
両日とも午前と午後にわけて行ったのですが、その合間には、オタフクソースさんのご協力のおかげで、参加してくれた子どもたち全員にお好み焼きを振る舞うことができました。しかも、スタッフの方がその場で焼いてくれたので、アツアツのお好み焼きを提供することができたんです。
サッカーをしている時も、お好み焼きを食べている時も、たくさんの子どもたちの笑顔を見ることができて、本当によかったと思います。
みんな広島のことを思い、気にかけていることを知った
参加してくれた選手の中には、今シーズンまでサンフレッチェ広島でプレーしていた千葉和彦もいて、盛り上げてくれました。
「寿人さんから、シーズンが終わった後に、広島に縁のある選手でイベントをやりたいと言われ、『はい、やりましょう!』とふたつ返事で承諾しました。それが、本当にカタチになって、今日はすごく良い時間を過ごさせていただきました。それに、移籍した選手も広島の良さをわかってくれていて、サンフレッチェファミリーの強い絆を感じましたね。僕の言葉は、どちらかというと父兄にうけていて、子どもたちはポカーンとしてましたけど、何か伝わればいいなと思って(笑)。このイベントは、今回だけではなく、継続してやっていくことに意味があると思っています。また、ぜひ、参加したいです」(千葉和彦選手)。
今、サンフレッチェにいる選手ももちろんそうですし、他のクラブでプレーしている選手、引退している選手も含めて、みんな広島のことを思い、気にかけている。みんな広島のことが大好きなんだということを改めて感じました。
インスタグラマー久奈さんがライブ配信
当日の様子は、広島在住のインスタグラマー久奈さんがライブ配信してくれました。堤さんが選手たちにインタビューしているシーンや、久奈さん自らも取材してくれたり。また、長文のコメントを綴って、たくさんの写真と一緒にアップしてくれました。サッカーファン以外の方にも、チャリティサッカースクールのこと、選手たちの思いが届いたんじゃないかと思います。
じつは、今回のイベントを準備をしていく中で、不安な部分も大きかったんです。でも、いろいろな方のご支援があって、2日間無事に開催することができたんだと思います。
(次回に続く・・・)
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