AKB48が「ドリブルデザイナー」に挑戦! 「恋チュン」でドリブルはできるのか - Athlete Channel(アスリートチャンネル) - gooスポーツ

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ドリブルデザイナー

岡部 将和

2019/3/14

AKB48が「ドリブルデザイナー」に挑戦! 「恋チュン」でドリブルはできるのか

 あらゆるサッカー選手のプレースタイルや癖に合わせてドリブル指導を行う岡部将和さん、彼の指導法にかかればどんな人でもドリブルができるようになるという。そこで、サッカー経験のないAKB48の大家志津香さんと向井地美音さんが挑戦してみることに。果たして、ふたりはドリブルをマスターできるのか。

編集者 小田 菜南子
(株)Link Sports

ドリブルデザイナー岡部将和のドリブルスクール初級編【Athlete Channel】

サッカー・ド初心者のための横ドリブル

岡部:おふたりはサッカー経験がないと言っていましたが球技の経験は…。

向井地:テニスなら!

大家:私は水泳なので球技はまったく…。

田村:そんな人でもできるようになりますか。

岡部:はい、ドリブルはリズムが大事なので、歌とダンスが得意な方ならすぐにコツがつかめるようになると思いますよ。まずはメトロノームに合わせてボールに触れてみましょうか。

田村:メトロノーム…。

岡部:カニのように横歩きをしながら、カチカチという音に合わせて右・左・右・左と交互に足にボールを当てて行きます。

大家:右・左・右…。横に進めない!

田村:俺、ちょっとできてる!

大家:本当だ! でも、なんか動きが変ですよ。ロボットみたい!

向井地:上半身以外はできてます(笑)。

田村:できてないやつに言われたくないわ!

大家:だんだん少しできるようになってきました。

岡部:大家さん、上手ですね。

向井地:ボールが両足に収まりません…。

岡部:ボールを蹴るというよりは当てるようにするといいですよ。

AKB48のプライドをかけた挑戦!

 AKB48のふたりと田村淳さんは、岡部さんの指導により少しずつボールの扱いに慣れて来た。次のお題は、AKB48のヒットナンバー「恋するフォーチュンクッキー」に合わせてドリブルをするというもの。これはAKB48の名に懸けてクリアしなければいけない。

岡部:1、2、1、2と拍を合わせてみると意外と早いですね。

田村:でも余裕でしょ、これは。

岡部:楽しく練習することが大事なので、リズムを取りながらやってみましょう。

 スマートフォンで曲を流し始めると、自然と体がリズムに乗り始める大家さんと向井地さん。

大家:これ楽しいですねえ!

向井地:~~♪(歌いながら)。

田村:歌う余裕があるんだね!

岡部:だいたい1曲5分くらいで、1000回ボールにタッチすることになりますね。

向井地:そんなに!? 感覚が刻み込まれそう。

田村:ボールにタッチすることしか考えていないと1000回ってすごく辛そうだけど、好きな曲に合わせれば、あっという間に達成できますね。

大家:うん、本当に楽しかった!

岡部:じゃあ少しステップアップしましょう。アルゼンチン代表のメッシも使っている技術です。今は交互に右足と左足にボールを当てていましたが、間に一度ボールに触れずに足踏みだけする動きを入れましょう。

大家・向井地:!?

田村:こういうこと?

岡部:あ、そうです、そうです。すごい、うまいなぁ。

大家:すごい! 淳さん、めちゃめちゃ、うまい!

田村:俺、サッカーうまかったんだね。これをメッシもやってるんですか。

岡部:はい、ドリブルのなかに「ボールを触らない動き」を入れて、相手とのテンポをずらすんです。

田村:動きが見えにくそう。

大家:触らない、触る、触らない、触る…。

向井地:触らないって言いながら、触ってる(一同爆笑)。

「ちょっと熱くなってきた」と上着を脱ぎ本気モードの田村淳さん

未経験者にもドリブルの楽しさを伝えたい

田村:45年間生きて来てまだ成長できるところがあるなんて思わなかったな。

大家:ドリブルにも種類があるんですね。

田村:やみくもに練習するんじゃなくて、理論がわかったうえで体にしみ込ませようとすると吸収が違いますね。

向井地:こうやって教えてもらえる機会があったら、サッカーやってたかも。

田村:そうだよね。もっとたくさんの人が岡部さんの指導を受けられるように、岡部さんはクローンを作ろうとしてるんですよね。

大家:クローン!?

岡部:はい、AR技術を生かして、スマホをかざすと僕の姿が目の前に表れて、ドリブルのステップを教えてくれる仕組みができたらいいなと思ってます。

向井地:そういう意味かぁ。

田村:今日のふたりもそうだけど、サッカーの見方が変わりそうだよね。指導者不足も解決されるし。

大家:そうですね、いいことばかり!

岡部:今はよく、DFに見立てたコーンを置いて練習をしますけど、実際に対戦する相手選手を映すこともできれば、より実戦のイメージに近い練習ができますよね。1日1回テストモードができて、その日の練習の成果を測って世界中のプレーヤ―と結果をシェアしたりとか。

田村:楽しく練習するのが大事っておっしゃってましたけど、岡部さんの話す未来は聞いているだけで本当にワクワクしますね。

岡部:でも僕ひとりではこの未来は実現できません。AR、VR、XRといった先進技術の専門家の方々と一緒に、このアイデアを形にして行きたいです。そのためにも、僕の活動や考えをもっと業界を超えた多くの人に知ってもらわないと…。

田村:今日ここにサッカー界以外のインフルエンサーがふたりも!

岡部:上達のためには1日1万回はさっきのボールタッチをして欲しいから…。毎日10曲分で練習してもらうとか。

向井地:ちょうど、AKB48劇場公演1回分くらいだ。

田村:むしろ公演でやったら…。

<写真・撮影:山本晃子>

(次回に続く…)

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アスリート一覧

ドリブルデザイナー

岡部 将和(おかべ まさかず)

肩書
ドリブルデザイナー
生年月日
1983年8月1日
出身地
神奈川県横浜市
身長/体重
168㎝/55kg
好きな言葉
チャレンジする心
最近ハマっていること
面白い人には国を跨いでも会いにいく

田村 淳(たむら あつし)

身長/体重
167cm/56kg
血液型
O型
出身地
山口県下関市
趣味
お城/パソコン/バスケットボール/ミニ四駆
出身/入社/入門
1994年 入社
(株)Link Sports

小田 菜南子(おだ ななこ)

プロフィール
大学卒業後、広告制作会社に入社。Webやグラフィック、映像作品のプロデュース、ディレクションを通じて多くの企業の社員や経営者への取材経験を積んだ。Link Sportsでは、スポーツ選手やスポーツビジネスの現場取材や女性向けメディアの立ち上げに携わる。

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