ユーザー数急増中の「Instagram」でフォロワーを増やすコツは…
アースフレンズ東京Zの西山達哉選手が、SNSの効果的な利用方法を学ぶ本シリーズも5回目。今回は西山選手の利用頻度も高く、国内外でユーザー数が急増している「Instagram」でフォロワーを増やす方法を聞く。SNSエキスパート協会代表理事の後藤真理恵さんが教える、Instagramならではの手法とは…。
ファンに投稿を見つけてもらうためにハッシュタグ(#)を活用しよう!
後藤:前回はTwitterの活用方法についてアドバイスさせて頂きました。西山さんは、Instagram(以下「インスタ」)でもけっこう投稿されているのですよね。
西山:はい。Twitterとは違って画像を投稿するだけですので、気軽な感じで使っています。どちらかというと家族の画像などオフショットが多いかもしれません。こういったところでも、ファンの方に喜んでもらえればと思っているのですが…。
後藤:いくつか投稿を拝見していますが、ハッシュタグ(#)の数がちょっと少なく感じますね。前回もお話ししましたが、インスタはハッシュタグを使って知りたい情報を検索するユーザーが非常に増えているので、バスケットボールに興味関心を持つユーザーに西山さんを見つけてもらうためにもどのSNSよりもハッシュタグの活用が大切です。一回の投稿に最大30個までハッシュタグがつけられるのですが、たとえばこちらの投稿では6つ…。ちょっともったいないですね。
西山:ハッシュタグが大切なことはなんとなくわかってはいたのですが、「(フォロワーを増やすために)必死なのかな…」、「いいねが欲しいのかな…」と思われてしまいそうで、ハッシュタグをつけることを躊躇してしまうんですよ。
後藤:そんなご心配は不要です。西山さんがインスタをやっていることをまだ知らないファンがいるかもしれないですし、インスタの投稿をきっかけに西山さんのファンになってくれるユーザーもいるかもしれません。ハッシュタグは、少しでも多くのユーザーに見つけてもらうための手段ですから、ご自分の名前のハッシュタグも積極的につけることをオススメします。これは西山さんのようなアスリートや著名人に限らず、一般の方でも同じ。ハッシュタグの重要性をご存知の方は、日本語以外の言語でもつけています。
西山:では、具体的にどのようにハッシュタグをつければ良いでしょうか。
後藤:まずは投稿内容や画像に関連するもの、アカウントに関するものから適切なハッシュタグをつけていきましょう。たとえば試合に関する画像なら、選手名、チーム名、試合会場、相手のチーム名、バスケットボール、リーグなどがあたります。ハッシュタグは、狭い範囲を指すものから広い範囲を指すものまでバランスよく選びましょう。また、ユーザーに広く認知されているインスタらしいハッシュタグもオススメです。「#〜好きと繋がりたい」、「#〜部」、「#〜活」など目にされたことがあると思います。
西山:確かに! そんなハッシュタグはよく見かけますね。
後藤:双子の息子さんの画像も投稿されていますが、「#かわいい」なども良いと思いますよ。プライベートな投稿の時も、ご自分の名前の「#西山達哉」も入れるべきです。西山さんの知られざる一面がわかるので、ファンは喜ぶと思います。
画像に統一感を持たせ世界観を演出しよう
西山:わかりました。肝心の画像ですが、投稿する上でのコツはあるのでしょうか。
後藤:インスタは、ユーザーの世界観が重要視されるSNSですので、統一感があると良いでしょう。余計なものが写りこまず、「これを見せたい」というものが明確にわかる画像、そしていつも同じフィルターをかけた画像にして統一感を持たせることが大切です。テーマがバラバラになると、単なる日記になってしまいますから。ポイントは統一感と世界観。フィードを拝見して思ったのですが、西山さんは写真を撮るのがお上手ですね。
西山:ありがとうございます。写真を撮るのは好きなので、そういっていただけると嬉しいです。最近は「ストーリーズ(Stories)」も使い始めました。
後藤:国内でも短い動画や写真を投稿できる「ストーリーズ」を利用するユーザーがすごく増えていますから、活用された方が良いですね。スマートフォンで撮影した動画は縦長に表示され、インパクトも大きいため横長動画より断然オススメです。インスタについては、もう少しお伝えしたいことがありますので、それは次回お話ししますね。
西山:よろしくお願いします!
(次回に続く…)
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